住宅ローンの選び方
🔑 1. 金利タイプの選択
■ 固定金利型
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借入期間中の金利が一定
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返済額が変わらないので安心感がある
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一般的に変動金利より金利が高め
■ 変動金利型
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半年ごとに金利が見直される
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当初の金利は低いが、将来の返済額が増える可能性あり
■ 固定金利期間選択型(例:10年固定)
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一定期間は金利固定 → その後は変動か再選択
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中間的な選択肢
📊 2. 金利以外の比較ポイント
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手数料:事務手数料や保証料、繰上げ返済手数料など
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審査の厳しさ:年収・勤続年数・信用情報による審査の違い
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団体信用生命保険(団信):死亡・病気などに備えた保障の内容に差がある
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返済方法:元利均等返済/元金均等返済など
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特典:金融機関によってはポイント付与や割引制度もあり
🧩 3. 借入可能額と返済計画
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借入可能額 ≠ 返済できる額
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無理のない月々の返済額をシミュレーション(目安は年収の25~30%以内)
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ライフイベント(教育、車、老後)も考慮する
🏦 4. 主な金融機関の特徴
メガバンク:安定・団信の選択肢が豊富・手数料はやや高め
地方銀行:地域密着で相談しやすい・条件によっては好金利
ネット銀行:金利が低め・手数料も安いが、対面相談不可
📱 5. 事前審査と本審査
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事前審査:購入前に借入可能かの目安を得る
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本審査:物件確定後、正式にローン申請
✅ 6. 住宅ローン選びのポイントまとめ
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金利タイプを理解し、自分のライフスタイルに合うものを選ぶ
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金利以外の諸費用・保険内容・返済条件も要比較
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金融機関の比較はシミュレーションサイトや専門家の相談も活用
住宅ローンの融資可能額
🔑 融資可能額の主な決定要素
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年収
一般的に、年収の 5〜8倍程度が融資限度の目安とされます。 -
返済負担率(返済比率)
年収に占める年間返済額の割合。
金融機関によって異なりますが、一般的には以下の範囲内です:-
年収400万円未満:30〜35%
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年収400万円以上:35〜40%
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借入期間
長く設定すれば月々の返済額は減るため、融資額は増やせます。最長35年が一般的です。 -
金利(固定or変動)
低金利であれば同じ月々返済でも多く借りられます。 -
その他の借入(カーローン・カードローンなど)
住宅ローン審査時には、他の借金も考慮されるため、融資額が下がることがあります。
📊 簡易シミュレーション例
仮に以下の条件だとします:
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年収:600万円
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返済負担率:35%
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借入期間:35年
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金利:0.7%(変動)
この場合の融資可能額はおおよそ:約5,000万円前後
※ 正確には金融機関の審査基準や金利、個人の信用情報等によって変動します。
📌 融資可能額の簡単な計算式
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融資可能額 ≒ 年収 × 返済比率 × 借入期間 ÷ 年間返済係数
(年間返済係数は金利によって異なります)